もう雪にときめくような人間ではなくなってしまったのだ。 「ふーん」朝。部屋のふすまを開け、目の前に広がった雪景色を見たときの自分の気持ちの冷めように私はそうがっかりした。 「雪が降ってる!」明るい声で家を出た妹を横目に私は黙々と登校する準備…
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